今回は『自宅で懸垂をするための懸垂器具おすすめ7選』です。
ジムに行かずに自宅で懸垂をしたいという方は多いと思います。
懸垂は、背中全体を自重で鍛えることのできる優秀なトレーニング方法です。
今回は、自宅で懸垂ができる懸垂器具の解説とおすすめ懸垂器具をご紹介します。
懸垂器具の違い
自宅で懸垂をするための器具は大きく分けて3種類あります。
懸垂器3種類
- 据え置き型
- 突っ張り型
- 引っ掛け型
大きく分けてこの3種類です。
それぞれの違いを解説していきます。
据え置き型
据え置き型は、昔からある懸垂器具です。
ジムなどにも置いてあることもあります。
メリット
据え置き型のメリットは
メリット
- 懸垂がしやすい
- 安定感ある
- 壊れにくい
- 他のトレーニングにも使用できる
- 自宅を傷つけない
などです。
据え置き型の懸垂器は、比較的大きいサイズとなり、持ち手などもしっかりとしているので懸垂器が揺れることも少なく懸垂が行いやすいです。
さらに、安定感もあり壊れにくいです。
据え置き型の懸垂器は、懸垂だけでなくプッシュアップするためのバーもついており大胸筋・上腕三頭筋なども鍛えるトレーニングも可能です。
床に直接置きますので、マットなどを敷いた上に懸垂器を置くことで、自宅を傷つける心配もありません。
デメリット
据え置き型の懸垂器のデメリットは
デメリット
- 値段が高め
- 場所が多く必要
- 片付けられない
などです。
据え置き型の懸垂器は、突っ張り型・引っ掛け方と比較し値段が高くなります。
さらに、安定感のためにサイズが大きいものが多く自宅に置くには、大きいスペースが必要です。
一度組み立てると、簡単にバラバラにはできないため、基本的には出しっぱなしになります。
片付けができないため、大きい家でない限り邪魔になることが多いです。
安定感があり、懸垂がしやすい、他の場所もトレーニングができるなど多くのメリットはありますが、場所が必要や値段が高いなど使用できる方が限られてしまいます。
家のスペースに余裕があるのであれば据え置き型が一番良いと思います。
サイズをしっかりと確認して購入するようにしましょう。
突っ張り型
突っ張り型は、家の壁と壁の間やドアの枠組みなどに棒を突っ張らせることで懸垂を可能にする器具です。
メリット
突っ張り型のメリットは
メリット
- 値段が安い
- 取付も簡単
- 省スペース
- 片付けが楽
などです。
突っ張り型の懸垂器は、値段が2000-3000円の物が多く非常にリーズナブルです。
取り付けも棒を突っ張らせるだけなので、簡単に取り付けできます。
棒を突っ張らせることのできる場所さえあれば簡単に懸垂ができるので自宅に懸垂スペースを作る必要もありません。
形状が棒状で両端に滑り止めが付いている程度なので、片付けや懸垂器を片づける場所も少なくて済みます。
デメリット
突っ張り型のデメリットは
デメリット
- 若干不安定
- 定められた幅の場所が必要
- 壁が傷つくことがある
などです。
突っ張り型は、壁と壁に棒を突っ張らせているだけなので若干不安定ではあります。
今の突っ張り型の懸垂器は、良い滑り止めや幅が広く作られているので、急に落ちたりすることは、非常に少ないですが、据え置き型と比較すると安定感は低くなります。
他には、突っ張り型の懸垂器が突っ張ることのできる強度の壁と幅が必要です。
幅が広すぎたり、狭すぎると突っ張らせることができないので、ちゃんと懸垂器が突っ張ることのできる幅を確保してから購入するようにしましょう。
あとは、壁が傷つく可能性があります。
しっかりと設置できていたとしても、壁の強度や壁紙によって傷つくことがあります。
非常にお手軽で安価ではありますが、使用条件は若干厳しいところがあるかもしれません。
コンクリートの壁などがある方は、傷など心配はないですので、壁の状態や幅などをしっかりとチェックしてから購入するようにしましょう。
引っ掛け型
引っ掛け型は、最近使用される方も多くなっている懸垂器です。
ドアフレームに引っ掛けることで、懸垂を可能にする器具です。
メリット
引っ掛け型のメリットは
メリット
- 値段が安い
- 懸垂がしやすい
- 多くのドアフレームに使用可能
- 片付けやすい
などです。
引っ掛け型の懸垂器も突っ張り型よりも少し値段は高くなりますが、据え置き型よりは安いです。
形状も懸垂がしやすいように持ち手が2種類あったりと懸垂がしやすい形状になっています。
さらに、ドアはどのお家にもありますし、メーカーにより装着できる幅などは決まっていますが、ほとんどのドアには対応しているかと思います。(購入時にはチェック必要です)
懸垂器自体の大きさも大きくはないため、片付けも楽です。
コスパが非常に良いものとなります。
デメリット
引っ掛け型のデメリットは
デメリット
- 若干揺れる
- 傷つく恐れがある
などです。
ドアフレームに引っ掛けているだけなので、速いスピードの懸垂をした時には若干揺れます。
外れることは、無茶な使い方をない限りありませんが懸垂時に若干揺れるのはちょっと怖いです。
ドアフレームに引っ掛けるだけですので、壁やドアフレームを傷つける恐れがあります。
コスパは非常に良く、安定感・使用感なども良いのですが、新築などを購入された方は傷つくことがあると考えると使用しにくい部分があると思います。
しかし、引っ掛ける部分がゴム質になっていたりと傷つかないような工夫はされているので、簡単に傷はつかないと思います。
コスパ重視であれば、引っ掛け型を購入することをオススメします。
おすすめ懸垂器具
据え置き型
IROTEC(アイロテック) チン&ディップスタンド 懸垂器具
IROTEC(アイロテック) チン&ディップスタンド 懸垂器具は、ジムなどにも置かれている懸垂器具です。
IROTECは、ダンベルなどトレーニング関連の商品を多く販売する大手メーカーで筋トレされる方は、必ずと言ってよいほど知っている有名メーカーです。
品質は非常に良く、見た目もスタイリッシュです。
サイズは幅65×奥行138×高さ216cmで、チンニング(懸垂)だけでなく、ディップスやニーレイズも行うことができます。
値段はやや高めですが、品質の良い物・かっこいい物が欲しい方にオススメです。
HAIGE(ハイガー) ぶら下がり健康器 マルチジム 懸垂マシン プラップバーM2
HAIGE(ハイガー) ぶら下がり健康器 マルチジム 懸垂マシンは、コスパが非常に良いです。
上部分のハンドルを10段階・中段の持ち手を3段階・腰の当たるバックレストを3段階とサイズ変更が可能なため、自分に合ったサイズに調整することが可能です。
中段バーはL字型で上下ともに持てるようになっており、様々な使い方も可能なため懸垂だけでなく様々な種類のトレーニングが可能です。
HIGERは、可変式ダンベルなどトレーニング関係の商品を多く販売しているメーカーで、品質も非常に良いです。
さらに値段も安く販売しているため、コスパは非常に良く懸垂器1つで多くのトレーニングをしたい方やホームジムを作っておられる方には非常にオススメです。
BTM ぶら下がり健康器
BTM ぶら下がり健康器は、据え置き型の懸垂器の中でトップクラスに安いです。
7980円(2021年5月現在)と非常に安いです。
サイズは、幅65.5×奥行81.5×高さ186-206cmとコンパクトな設計になっています。
懸垂やプッシュアップなども可能で懸垂器としての性能は問題ありません。
コンパクトな懸垂器で安いものをお探しの方にオススメです。
突っ張り型
STEADY ぶら下がり健康器 懸垂マシン チンニング棒
STEADY チンニング棒は、突っ張り型の懸垂器です。
サイズも2種類あり、72cm~92cm・92~124cmと大体の家のドア枠などに設置できるようサイズが選べます。
突っ張りの両サイドには、滑り止め+衝撃吸収材があり壁などを傷つけにくいようにしています。
耐荷重200kgとしっかりと懸垂をしても耐えられる設計になっています。
据え置き型は置けない・コストを抑えつつ懸垂がしたいという方には非常にオススメです。
HAKENO 懸垂バー
HAKENO 懸垂バーは、突っ張り型の懸垂器の中でもトップクラスに安いです。
2299円(2021年5月現在)と、2300円前後で自宅で懸垂ができるというのは非常に魅力です。
サイズも2種類で、70~105cm・91~135cmと幅広く対応できるようになっています。
滑り止めも縦に長く設計されており、耐荷重300kgと性能も良いです。
縦長の滑り止めなので若干見た目は悪くなりますが、自宅で一人でトレーニングする分には問題ないかと思います。
コストを抑えたもので、コスパの良い突っ張り型の懸垂器をお探しの方には非常にオススメです。
引っ掛け型
バランスボディ研究所 懸垂 どこでもマッチョPRO 懸垂バー
バランスボディ研究所 懸垂 どこでもマッチョPRO 懸垂バーは、ひっかけの懸垂器で日本のドアに対応している商品です。
安定感も非常に良く、youtubeなどでこの商品を紹介している方も多くおられます。
引っ掛け型の懸垂器の中では少し値段が高くなりますが、安定感があり日本のドアに対応しているという点では値段相応なのかなという印象です。
突っ張り型よりも安定感があるので、引っ掛け型の懸垂器で安定性を求めている方にはオススメです。
ウルトラスポーツ 懸垂バー
ウルトラスポーツ 懸垂バーは、Amazon限定になりますが、引っ掛け型懸垂器の中でトップクラスに安いです。
2055円(2021年5月現在)と、ここまで安いのかと思うほどです。
懸垂器で迷っておられる方は、取り合えずこれを購入してみることをオススメします。
引っ掛け型は、ちょっと違うななどと感じた方でも2000円程度であれば、そこまで痛手ではないかと思います。
引っ掛け型の懸垂器を試しに使ってみたいとい方は、こちらの商品で間違いないと思います。
まとめ
今回は、懸垂器の違いとオススメの懸垂器の紹介をしました。
自宅のスペースや予算などで、購入する懸垂器が大きく異なると思います。
懸垂器は、サイズが合うか・置けるスペースがあるのかなどをしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
懸垂しておけば、背中を全般的に鍛えることができるので懸垂は非常におすすめの種目です。
自宅で背中を鍛えるために、自宅・自分に合う懸垂器を購入しましょう。
ありがとうございました。