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アルギニンの効果とは?【メカニズム解説】

今回は『アルギニンの効果とは?』です。

アルギニンという名前は全く聞いたことない方も多くおられるかと思います。

しかし、アルギニンは身近なところにもあり、レッドブルなど栄養ドリンクにも入っている栄養素です。

 

成分表示表では"L-アルギニン"と記載されているかと思います。

 

Lアルギニンとアルギニンの違いについてはかなりマニアックになるので、同じものと考えて良いかと思います。

 

今回は、アルギニンについて文献を引用しながら解説していきます。

アルギニンとは?

アルギニンとは、アミノ酸の一種です。

アミノ酸の中でも非必須アミノ酸の一つで、身体で生成することも可能です。

 

身体の中では、グルタミンと言われるものからアルギニンは生成されます。

しかし、身体から生成できるとはいっても少量のみの生成ですので、摂取する必要があります。

アルギニンの効果とは?

アルギニンの効果は

  • 疲労回復効果
  • 筋力の強化
  • 免疫能力の強化
  • 心機能強化

などです。

疲労回復効果

アルギニンには、疲労回復効果があります。

最初にも記載しましたが、栄養ドリンクにも入っており、疲労回復に非常に効果が高いとされています。

As an ergogenic aid, l-Arg has been shown to enhance both aerobic- and resistance exercise-associated muscle strength and recovery.

3)文献引用

作業補助として、l-Arg(アルギニン)は有酸素運動や抵抗運動に関連した筋力と回復力を向上させることが示されています。

と回復力の向上が文献的にも示されています。

筋力の強化

アルギニンには、筋力の強化の効果も期待できます。

先ほどの引用文献にも少し記載されていました。

他の文献では

In clinical studies, L-arginine supplementation enhanced nitrogen retention and protein synthesis in animals and in healthy human subjects, performing an active part in boosting immune function,yet its basic mechanism of immune regulation remains poorly characterized.

1)文献引用

臨床研究では、L-アルギニンの補給は、免疫機能を高めるために積極的な役割を果たし、動物や健康な人の被験者の窒素保持とタンパク質合成を強化しました。しかし、その基本的なメカニズムとしては、免疫制御の特徴はまだ乏しい。

These results indicates that L-arginine can influences the testosterone roles in muscle hypertrophy, inducing muscle protein synthesis.

2)文献引用

これらの結果は、L-アルギニンは、筋タンパク質合成を誘導し、筋肥大のテストステロンの役割に影響を与えることができることを示しています。

などと書かれています。

 

筋タンパク質の合成を強化するのは、筋肉の合成を強化するということです。

テストステロンとは、筋肥大を促進させるホルモンなので、筋肥大に非常に有効ということがわかります。

免疫機能の強化

アルギニンの免疫機能の強化は、文献により効果がある・ないと言われています。

しかし、個人的にいくつが文献を読みましたが、効果があるということが書かれたものの方が多い気がします。

 

効果がないと書かれた文献でも、完全に効果がないと書かれているわけではなく、アルギニンが作用しているかどうかがはっきりとしない。などと書かれているものが多かったです。

 

そのため、効果が全くないというわけではないと思います。

L-arginine is essential for maintaining adequate immune function by improving cell proliferation, increasing antioxidant defenses and enhancing cell protective mechanisms.

2)文献引用

L-アルギニンは、細胞増殖を改善し、抗酸化防御力を高め、細胞防御機構を強化することにより、十分な免疫機能を維持するために不可欠である。

と、効果があるというデータも多く出ていますので、効果ありと考えて良いかと思います。

心機能改善

アルギニンには、心機能改善効果もあります。

These benefits to vascular function can also improve cardiac function using both L-arginine supplementation and resistance training.

2)文献引用

血管機能に対するこれらの利点は、L-アルギニンの補充とトレーニングの両方を行い、心機能を改善することができます。

とアルギニンのみではなく、運動と組み合わせることで心機能の改善効果もあります。

アルギニンの摂取量

アルギニンの推奨摂取量は、2~4gや1~8gと様々です。

個人的には5-6g/日程度かと思っています。

 

厚生労働省が正確な数値を発表しているわけではないので明確な数値ではありません。

 

サプリメントで摂取する場合は、一度に全量摂取するのではなく2-3回に分けて摂取しましょう。

アルギニンの副作用

アルギニンを摂取しすぎた際の副作用は、下痢・腹痛・痛風などがあると言われています。

 

しかし、上記の摂取量程度で、過度に摂取しなければ問題ないと言われています。

Six-month clinical events, including death, myocardial infarction, and hospitalization for heart failure, occurred in 12 (16.7%) patients in the L-arginine group compared with 7 (10.1%) patients in the placebo group.

4)文献引用

死亡、心筋梗塞、心不全による入院を含む6ヵ月間の臨床での出来事は、L-アルギニン群12例(16.7%)で発生したのに対し、プラセボ群7例(10.1%)で発生した。死亡はL-アルギニン群で6人(8.6%)に発生し、プラセボ群では1人も発生しなかった。

と、心筋梗塞の方にはリスクが少なからずあると思います。

心筋梗塞の方は、サプリメントでのアルギニン摂取は控えておいた方が良いと思われます。

まとめ

今回は、アルギニンについて書かせて頂きました。

 

アルギニンは、非常に効果に有効性のあるものです。

 

しかし、そのサプリメントにも共通していますが、過剰摂取には気をつけましょう。

過剰摂取しても効果は高くならないですし、リスクしかありません。

 

有効にサプリメントを使うことで、疲労改善や筋肥大・免疫強化に繋がります。

知識を持ってサプリメントを利用するようにしましょう。

 

ありがとうございました。

参考・引用文献

  1. Kai Kang MM Effect of L-arginine on immune function: a meta-analysis Asia Pac J Clin Nutr 2014;23(3):351-359
  2. Giuseppe Potrick Stefani  Resistance training and L-arginine supplementation are determinant in genomic stability, cardiac contractility and muscle mass development in rats  September 27, 2018
  3. Lingling Shan  l-Arginine supplementation improves antioxidant defenses through l-arginine/nitric oxide pathways in exercised rats 15 OCT 2013
  4. Steven P Schulman L-arginine therapy in acute myocardial infarction: the Vascular Interaction With Age in Myocardial Infarction (VINTAGE MI) randomized clinical trial 2006 Jan 4;295(1):58-64.

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