今回は『健康管理をスマートウォッチで行う』です。
最近では、若い方がスマートウォッチをよく使用されています。
しかし、中高年の方にこそスマートウォッチは必要です。
理由は、スマートウォッチは時計としてつけているだけで健康管理を一括して行ってくれるからです。
今回は、スマートウォッチで健康管理を行うべきということについて解説していきます。
スマートウォッチとは
スマートウォッチとは
タッチスクリーンとCPU(コンピュータの頭脳)が搭載されている多くの機能が付いた腕時計型電子機器です。
簡単にいうとスマホの腕時計版のようなイメージです。
スマートウォッチの機能
スマートウォッチの機能
- 脈拍測定
- SpO2(血中酸素濃度測定)
- 睡眠測定
- 歩数計
- 歩行・走行距離測定
- 電子決済(Suica・Pitapaなど)
スマートウォッチは、製品にもよりますが、これらの機能がついている時計になります。
どうやって健康管理に利用するのか
と、わからない方も多いかと思います。
結論
1日中スマートウォッチをつけておく
これだけで大丈夫です。
スマートウォッチをつけているだけで、勝手に脈拍・SpO2・睡眠・ストレス・歩数・消費カロリー程度はすべて記録してくれます。
スマートウォッチを設定しスマホと繋いでおけば、勝手にスマホのアプリに記録もしてくれるので、自分でメモを取る必要もありません。
とりあえず、スマートウォッチをつけて自分の脈拍や睡眠などを記録しましょう。
注意点
スマートウォッチの初期設定を行う必要はあります。
初期設定でスマホと接続・記録する項目などを選択します。
最近のスマートウォッチはどれも簡単に接続できますし、設定も容易です。
説明書を読みながら行えば必ずできますので、設定の難しさの心配は必要ないと思います。
記録した項目の見方
脈拍を記録しても、こんなもんか。と思っているだけでは意味がありません。
それぞれの記録した項目をどのように考えれば良いのかを解説します。
脈拍
脈拍測定はどのスマートウォッチにも付いているかと思います。
脈拍を図る理由は、脈拍には限界があるためです。
まず脈拍の基礎として
- 安静時の脈拍
- 運動時の脈拍
というものがあります。
安静時とは、文字通りじっとしているときの脈拍です。
基本的には1分間に"60~100回"が正常の脈拍になります。
つまり、安静時から脈拍が120回や140回という方は、心臓に異常が来ている可能性があるので病院で検査してもらう必要があるかもしれません。
運動時の脈拍ですが、脈拍には限界があります。
220-年齢=脈拍の限界
50歳の方であれば、220-50=170
つまり、170回以上の脈拍を持続することは、心臓に負荷をかけすぎているということになります。
適切な心拍数で運動をする必要があります。
その時に使う計算式は
限界の脈拍数×0.6=適度な運動程度
こちらの計算式を利用します。
50歳の方であれば、先ほどの220-50=170←限界の心拍数
170×0.6=102
つまり、102回程度の脈拍を基準に運動を行うことが心臓に過度な負荷をかけずに行う運動になります。
これは、一時的に102回の脈拍にするのではなく、102回程度を維持して運動を行うということです。
睡眠
睡眠も健康管理に重要です。
スマートウォッチをつけて寝ることで、自動的に睡眠の質を計測してくれます。
深い睡眠時間・浅い睡眠時間を計測してくれるので、自分の睡眠がどのようになっているかもわかります。
寝る前にアルコールを多く飲まれる方は、深い睡眠時間が少ないかもしれません。
歩数計・消費カロリー
歩数に関してもスマートウォッチをつけているだけで計測してくれます。
歩数+消費カロリーも計算してくれるスマートウォッチもあるので、1日で基礎代謝量以外にどの程度カロリーを消費したかも数字でわかります。
多くカロリーを消費していないのに、お菓子や間食を食べていると体重は増えます。
消費したカロリーを記録してくれるのも、食べ過ぎないようにするため必要です。
これらのように様々な数字を記録することで、自分の健康を管理できますし、異変があったときにすぐに気づけます。
日々の記録を取るというのは非常に重要です。
おすすめスマートウォッチ
おすすめのスマートウォッチを3つ紹介します。
Apple Watch Series 7
Apple Watch Series 7は、スマートウォッチの中で抜群の性能を誇ります。
健康管理項目だけでなく、電子決済も可能です。
iPhoneを使用されている方であれば、連携も非常に簡単です。
ネックなのが価格が高すぎるという面です。
金銭的に余裕があれば問題ないですが、他のスマートウォッチの値段から見ると異常に高額です。
コスパは良くないですが、機能面は非常に良いので余裕のある方におすすめです。
Xiaomi Mi スマートバンド6
Xiaomi Mi スマートバンド6は、ハイエンドスマホなどを販売しているXiaomiという中国の一流メーカーです。
Xiaomi Mi スマートバンド6は、電子決済はありませんが健康管理機能は多く対応しております。
Xiaomi製のスマホだけでなく、iPhoneなどでもアプリを介して接続し、ライン・メールの通知などもしてくれます。
価格も5990円とコスパも非常に良いので、電子決済が必要ない方であればこちらもおすすめです。
HUAWEI スマートウォッチ Band 6
HUAWEI スマートウォッチ Band 6も電子決済機能はありませんが、健康管理項目は多く対応しています。
HUAWEIもハイエンドスマホまで販売している中国の1流メーカーです。
XiaomiスマートウォッチとHUAWEI スマートウォッチはかなり似ており、どちらともほぼ同じと言っても良いと思います。
デザイン・価格(時価による)が違う程度なので、好みで選んでも良いと思います。
まとめ
今回は、健康管理をスマートウォッチで行う・おすすめスマートウォッチ3選について書きました。
若い方だけでなく、中高年の方こそスマートウォッチを利用するべきだと思います。
健康管理を早いうちから行うことが一番重要です。
今は、価格も安く便利なものが売っているので是非、利用しましょう。
ありがとうございました。